腹筋ローラーを買いました。
腹筋ローラーは別名アブローラーと言って腹筋を鍛える筋トレ器具です。

やり方は、膝又はつま先を地面につけて、アブローラーを両手で持って前に転がしていくと言うものです。
強度的にはローラーを前に転がすほど高くなります。
あと膝をつけるよりつま先で立った方が強度は高くなります。


早速、昨日膝立ちで10回の3セットをやりました。
ついでに試しに爪先立ちでやってみましたが、ほとんど出来ませんでした。

それで今日ですが、腹筋と僧帽筋(肩〕が筋肉痛になりました。
最近は筋トレをしてもなかなか筋肉痛にはならなかったので、久々です。
これからも、しっかり腹筋に効いていることが分かります。

正直、腹筋に聞く仕組みが今一つ分からなかったので考えてみました。

まずローラーを転がす前の基本姿勢です。
この時に体の力を抜くとローラーが転がっていきます。
転がらないようにするために腕と胴の角度を固定する必要があり、その時に大胸筋を使いますが、腕立て伏せの姿勢をしてるだけなので負荷はそれほど高くありません。
同様に、この時に力を抜くと腰が反って痛くなります。
痛くならないようにするために、腰を反らないようにする必要があり、その時に腹筋を使います。

次にローラーを前方に転がして、仮に体が地面に付かないギリギリまで伸ばします。
この時に腕と胴の角度をを固定する必要があります。
この時、肩を内巻きに固定する必要があります。
肩を固定するのに使われるのが僧帽筋です。
同時に転がす前と同様に腰も反らないように固定する必要があるので、腹筋も使います。
この時、腹筋に垂直に自重がかかり、基本姿勢より負荷が大きくなります。
その後、ローラーを後方に転がして、基本姿勢に戻します。

ローラーを前に動かす時は、体重で自然と転がっていきます。
後ろに戻す時は、恐らく広背筋を使っているように思います。
どちらも負荷的には大きくはないと思います。

やはり腹筋ローラーは姿勢維持に使う腹筋と僧帽筋がメインのターゲットです。
腹筋と僧帽筋を効果的に鍛えたい方は是非使ってみて下さい。

テニスに絡めると、スピンサーブで体を反る時に腹筋は使われます。
僧帽筋は片手のバックハンドストロークの時に使われます。