少し古いですがジョコビッチの生まれ変わる食事を読みましたので、その感想です。
何か本を買いたいなと思って本屋をウロウロしていたのですが、テニスの技術書的な本は読み飽きたので、この「生まれ変わる食事」を買ってみました。
著者は言うまでもないような実績を上げてきた人なので他の技術書よりかは、為になることが書いてあるんじゃないかなあと購入時には思いました。
一通り読んでみて、その予想は正しかったと思います。


この本は大きく3つに分けられます。
序盤ではジョコビッチの生い立ちから、食事を変えて成功を掴むまでが書かれています。(序章から2章まで)
中盤では、どのように食事を変えたかが書かれています。(3章から5章まで)
終盤では思考のトレーニングやフィットネスに関することが書かれています。(6章から7章まで)

中盤までは面白かったのですが、正直、終盤はあまり面白くはありませんでした。
途中で少し話がスピリチュアルな感じになっていました。
ですが、そういう点を補って余りあるほど、良い点も書かれていました。


ジョコビッチの場合は、グルテンと乳製品にアレルギーの症状があり、それらを摂取しなくなってから体調面と精神面で大きく向上したそうです。
我々一般人にも、そういうアレルギーのような食べ物があれば取らない方が良いそうです。
最近、発見したのですが自分の場合は、コーヒーがダメみたいです。
コーヒーなどのカフェインが入った飲み物を飲むと息苦しくなり、胃腸の具合も悪くなります。
乳製品を食べても時々、胃腸の具合が悪くなるので良くないのかもしれません。
焼肉を食べても胃腸の具合が悪くなるので良くないのかもしれません。



あと現在、我々が食べているものの中には血糖値を急激に上げる物が多く、ジョコビッチはそのような血糖値を急激に上げる物を避けて、血糖値が一定になるように物を食べているそうです。
そうすることで、体に脂肪が付きにくくなり、体の動きが良くなるそうです。
基本的には炭水化物はフルーツ類から摂っているみたいです。
最近、片岡鶴太郎をよくテレビで見ますが、フルーツ中心の食生活が似ていますね。
世間では片岡鶴太郎はヨガを始めて激ヤセして体に良くないと言われていますが、若しかしたら逆に良いのかもしれません。
自分も少し炭水化物の量を減らしてみようかなと思いました。
若しかしたら数年後(30代半ば)には眠っていた才能が開花してプロになっているかもしれません。




ジョコビッチの生まれ変わる食事
ノバク・ジョコビッチ
三五館
2015-03-21