速筋と遅筋についてです。
俗に言われているのは、速筋は大きな力は出せるが、持久力が低く、遅筋は大きな
力は出せないが、持久力が高いというものです。
小さい筋肉の方が持久力があるというのは、至極尤もな話だと思います。
また、速筋は大きくなりやすく、遅筋は大きくなりにくいともいわれています。
一般的に人の体では、末端に行くほど、筋肉は細くなるように出来ています。

これらを鑑みると、持久力を上げたい、つまり長い時間、走りたい場合などは、
極力小さい筋肉を使った方が良いということになります。
走る上で使う筋肉は多岐に渡りますが、やはり股関節周辺の筋肉が重要です。
股関節周辺の筋肉としては、大殿筋やハムストリングスや、腸腰筋や大腿四頭筋が
あります。
この中で大きな筋肉としては、大殿筋や大腿四頭筋が該当し、それれは速筋になり
ます。
ハムストリングスもどちらかと言うと、速筋だと思います。
なので、これらの筋肉を極力使わないようにするのが、長く走る上では重要だと思
います。

具体的な方法としては、前傾して走ると、大殿筋やハムストリングスを使うことに
なるので、
極力、上体を起こして走った方が良いと思います。

速筋を遅筋にしたり、遅筋を速筋にしたりする方法についてです。
恐らくですが、速筋を遅筋にするには、軽い負荷を長時間かけ続けていれば、遅筋にすることが出来るように思います。
ひたすら長い距離を歩いたりすると良いと思います。
逆に、遅筋を速筋にしたい場合は、その逆で長時間の有酸素運動はやらずに、筋トレを短時間で済ませれば良いと思います。