インスタでジョコビッチのサーブのフォームを見かけたんですが、ジョコビッチはジャンプした後に上半身がグルッと回って腕が出てくるようなフォームをしています。
体の軸を回転させる力を利用して打っていて、フォアハンドの打ち方で縦方向にスイングしているように思います。

一方で自分の打ち方としては腕の力を使って打っています。
具体的には基本的な肩以外は固定して、腕だけで打つような感じです。
所謂、手打ちなのですが、これはこれでメリットはあって、多分この方が視界がブレないので正確にボールをインパクトする事が出来ます。
一方でデメリットもあってスピードを出すにはある程度、力む必要があります。
その力んだ分だけ、ミスショットも増えるように思います。
逆に上で書いたらジョコビッチのような打ち方ではそこまで力まなくてもスピードは出るように思います。

実は以前、ジョコビッチのような打ち方をしていた時期がありました。
自分は左側へのスライスサーブを打ちたい時にそう言うフォームをしていて、実際それで打つとなかなか入らないような打ち方でした。
この時は体を前側に倒れ込むようにして、腕を上にあげてそこからさらに腕の力を使って振り下ろすような感じでした。

そんな中、前回の記事で書いたのですが、回転のかけかたとしては最初に力を入れてインパクトで力を入れなかったらスピンになり、インパクトのタイミングで力を入れれば、フラットになって、インパクトの後に力を入れればスライスになると思うようになりました。
上で書いたスライスサーブの打ち方はスライスではなく、フラットだったと言うことになり、入りにくいのも尤もかなと思いました。

それで再び倒れ込むような打ち方に挑戦してみようと思っている所です。
少し素振りをしてみて思った事です。
コースの打ち分けについては、倒れ込む方向を変えれば良さそうでした。
左側に打つには左側に倒れ込めば良くて、右側に打つには正面方向に倒れ込めば良さそうでした。
回転の掛け方については、スピンは極力腕の力を使わずに上体が倒れ込む動きに伴って腕を振れば良さそうです。
フラットについては少し腕の力を使ってインパクトのタイミングで少し腕に力を入れてすぐに力を抜けば良さそうです。
スライスについてはインパクトの直後に一番力を入れるような感じにすれば良さそうです。